循環器外来

血管と動脈硬化

身体中に血液、栄養、酸素を行き届かせている動脈。
動脈にも加齢現象が起こります。動脈の壁に様々な物質が沈着し、弾力性が失われて硬くなったり、血液の通り道が狭くなり、流れが滞るような状態を「動脈硬化」と言います。
動脈硬化が進行すると臓器に血が行き届かなくなり、臓器機能の低下、壊死が起こります。
脳に生じれば「脳梗塞」、心臓に生じれば「心筋梗塞」、足の血管に動脈硬化が生じれば「下肢閉塞性動脈硬化症」と呼びます。
動脈硬化の進行を止めるために、生活習慣病の治療、適度な運動、肥満の解消、禁煙などが重要です。
当院では、血管の超音波検査、末梢血管の抵抗測定装置などを用い、動脈硬化の早期発見、
個々の方に合わせた治療にとりくんでいます。
 

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