自然治癒力を最大限に活かす
今日、日本で行なわれている漢方医学は古代の中国に発展し仏教の伝来と共に日本に伝わり、日本の風土に生きる人々のために独自の工夫がなされてきた伝統医学です。
現代医学と異なる大きな点は生体の生理作用を利用し、自然治癒力を最大限に生かして病気を治す医学です。
また、人に優しい生薬を丸ごと用いる自然な治療法なので現代医学の薬のような副作用を起こす心配が極めて少ないという特徴もあります。
しかし、自然治癒力を損なうような食事や生活を続ければ漢方薬は効きません。
自然治癒力を高める日常生活の注意
- 体の温まる食物を摂取する
体を冷やす食物「陰性食品-生野菜、果物、ジュース、甘い物、牛乳、ヨーグルト」等を出来るだけ少なくする - 食べ過ぎない飲みすぎない
胃腸に優しい食事「温かい米飯に味噌汁を中心とする和食」を心がけ胃腸の調子を整える - 早寝、早起きし十分な休養をとり、体をよく動かす
生活リズムが整えば体のリズムが整います - 明るく前向きに、感謝しながら日々を送る
脳からエンドルフィンという万能薬が分泌され免疫力を高め、癌細胞さえ殺してしまいます
現代医学の薬と併用するときは出来るだけ薬を少なくした方が良く効きます。
健康食品などについても大体、同様です。
診察の際に必ずご相談下さい。