漢方治療入門講座

漢方治療の利点

漢方治療の利点

a.高い安全性と低いコスト
漢方薬は天然の生薬を組み合わせ、融通性のある柔構造の構成をなしております。
そのため現代医学の薬と異なり、はるかに安全性が高く、天然の生薬をそのまま用いるので医療費が低コストとなります。
現代医学では薬を投与することで副作用をもたらす場合があります。
例)抗生物質を投与した場合の副作用
下痢、胃痛、肝障害、腎障害、造血障害、菌交代現象、MRSA
また、漢方治療は生体の生理作用を利用した、自然治癒力を最大限に生かす無理の無い自然な治療法でもあります。現代医学の薬の様に治療したが為に新たな病気を引き起こすこともありません。
例)高血圧にフルイトランを投与
⇒ 糖尿・高脂血症・高尿酸血症
b.身体と心を同時に治療する
漢方薬は全て気を動かし、身体に作用する様に作られています。つまり、身と心を同時に治療することが出来るわけです。ストレスの多い現代人には、特に重宝することでしょう。
胃部不快、食欲不振、イライラ、クヨクヨ、不眠 … 六君子湯証 ⇒ 六君子湯
高血圧、肩凝り、イライラ、不眠、手の震え … 抑肝散証 ⇒ 抑肝散
c.独特の医学概念と治療法
漢方医学は現代医学とは異なる独特の医学概念と治療法を持っています。
以下がその代表的な特徴です。
現代医学では大した異常を認められない病状にも、
漢方医学的な診断法と治療法を持っています。
かぜばかりひく、体調不良…裏寒 真武湯証 ⇒ 真武湯
哺乳力不足、発育不良…気虚 四君子湯証 ⇒ 四君子湯
生活習慣病などで多病を併発していても、
漢方医学の診方では一つの証として診断及び治療が出来ます。
高血圧・脂肪肝・高脂血症・高尿酸血症…少陽の熱 大柴胡湯証 ⇒ 大柴胡湯
漢方医学のサイドから病気を診断し治療した方が、
好結果の得られる病気があります。
更年期障害 … 血の道 ⇒ 加味逍遥散・女神散
生理不順、生理痛 … 冷え ⇒ 当帰四逆加呉茱萸生姜湯
 
d 生体に備わった生理作用を利用し、ストレス(毒)を体外に排出する
  治療が上手くいけば、生体に毒は残らず、病気をする前より、健康になれる
  (現代医学は症状を抑えるのには優れていますが、毒を体内に溜め込み、新たな病気を引き起こす)
 

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